社員のメッセージや決意、ひとりごとなどをお届けします。
ATメンバーのつぶやきに耳を傾けてください。
ATの新たな一面が見えるかも?
これは一体?
散歩中に見かけた、思わず目を見張る光景。最初は、送電線に凧が絡みついているものだと思い、慌てて現場に行ってみると、事故ではなく、作業でした。
ああ、ビックリした・・・。近くにあった工事用看板によれば、送電用鉄塔の建替工事をしているらしく、それに伴う送電線の張り替え作業のようです。
私のほか、道行く人も、作業が気になって眺めてしまいます。
「○○幹線」とあるので、数十万ボルトの超高圧線だと思われます。併設しているであろう予備回線で送電を続けながらの作業だと思いますが、大丈夫なのでしょうか?
とにかく、インフラを支えてくださっている皆様には、頭が下がります。いつもありがとうございます。
ウメの花も膨らむ時期になってきました。O
家にある食材を使いきって。
第3波といわれる「コロナの波」が全国を襲っています。特に若い人の比率が多くなっているようです。これでは安心して買い物にも行けません。日々緊張感をもって暮らしているのは私だけではないと思います。
そこで、できるだけ買い物に行かずに、家の冷蔵庫や冷凍庫にある食材でどれくらい暮らせるのかを試してみたくなりました。日頃から料理を多少嗜んでいるので、こんなことを思いついたのです。
まずは早々と肉が尽きてしまいました。そこで活躍するのはやはり野菜です。残っていた野菜を使ってフライドポテトや風呂吹き大根を、また雑穀を混ぜて揚げるなど、以前料理教室で経験した技をいろいろ工夫してみました。
結果は25日間、買い物に行かずに過ごせました!いつもは食材でゴチャゴチャしているので、たまに冷蔵庫が空になるとスッキリしますね。ついでに月の食費も5千円くらいに抑えられました。
節約のために始めたのですが、新しいレシピも覚えました。
制限があることで新たな工夫が生まれることを実感できました。H
(写真左上は高キビという雑穀にニンジンと小麦粉を混ぜてミートボール風にして揚げたもの。右下はヒエという雑穀にシメジを入れ丸く揚げたものです)
おうちにこもっているのかな?
もふおです。
みんな「おうちにこもって!」と言われているそうなので
ぼくもなるべく机の引き出しの中にある、おうちにいます。
でもみんなおうちで何をしているのかな?
おいしいものを独り占めして食べているのかな。
誰かをこっそり連れてきてお話ししているのかな。
とっても気になってじっとしていられないので、
近所をうろうろしてみました。
見つからないようにしていたつもりだけど、
すぐに見つかっちゃたもふ。
みんなの寅さん
テレビドラマ・映画「男はつらいよ」シリーズの主人公として知られる「寅さん」こと、車寅次郎。
東京・葛飾区の柴又駅前には、彼の銅像が立っています。(スーツの襟もしっかり立っています。)
旅に出る寅さんが、妹・さくらの方を振り返ったシーンを基に作成されているようで、実に優しい目をしています。
自由奔放でお調子者、周囲に迷惑をかけることもしばしばだけど、心優しくて、真っすぐで、どこか憎めない。年齢としては大人だけど、子供のような雰囲気も・・・寅さんは、多彩な側面を持つ、魅力的なキャラクターだと思います。それが、時代が変わっても愛される、人気の理由なのでしょう。
そんな彼には多数の名言がありますが、ここでひとつだけ紹介します。
お互いに稼業はつれえやなあ。まあ、こんなことはいつまで続くもんじゃねえ。
今夜中にこの雨もカラッと上がって、明日はきっと気持ちのいい日本晴れだ
お互いくよくよしねえでがんばりましょう
(映画シリーズ第8作 「寅次郎恋歌」より)
寅さんの言葉が心に染み渡ります。O
写真:とらやさんの名物のお団子です。
天災は忘れた頃にやってくる?
金沢は、新年早々から大雪に。3年前には大雪を経験していたので、「また来たか」といった感じです。規模や種類、時期は違っても、近年多発する災害で、各地で多くの方がこの「また来たか」をつぶやいておられそうです。
戦前の物理学者、寺田寅彦先生は、当時の関東大震災や各地の水害などを調査し、「文明が進むほど天災による被害の程度が累進し、その対策を講じなければならないが、一向にできていない」ということを著書に書かれました。これがもとで「天災は忘れた頃にやってくる」という戒めのことばが生まれたとされています。
東日本大震災から来月で10年。この間も地震や豪雨、噴火など、まさに「自然災害大国日本」です。その中で、被害額は「文明の進化」との関係性が見られます。国土交通省によると、河川の治水工事が進み、豪雨の際の浸水面積自体は以前と比べると減少しているものの、特定の地域が集中的に浸水したりして生じる被害額「水害密度」が、ここ10年間で急増しているとのことです。
それでもあまり備えをしない方は、自分の地域は安全だとか、嫌なことは早く忘れたいとか、すぐに元に戻るはずだとか、楽観的な何かが心の中にあるのでしょうか。
今や天災は「忘れた頃にやってくる」というより「忘れる前にやってくる」という表現があてはまりそうですが、「早く忘れよう」という心理が働くものとすれば、やはり「忘れた頃にやってくる」なのかなと思います。TAK
再び走る姿が待ち遠しい
埼玉県内を走る秩父鉄道では、国鉄時代に製造された蒸気機関車「C58」363号機の動態保存(実際に動作・運用が可能な状態で残すこと)を行っており、秩父本線の熊谷駅と三峰口駅の間で、客車列車「パレオエクスプレス」を季節限定で運転しています。
蒸気機関車そのものが珍しい今の時代は、蒸気機関車の走るところ、必ず人が集まります。蒸気機関車の走る姿は、躍動感があり、どこか生き物のような親近感を感じさせます。
その走る姿は、鉄道ファンはもちろんのこと、地元の方や観光客の目を楽しませてくれるのですが、車両の老朽化も著しいこともあり、近年は何度か不具合が発生していました。2020年は全般検査(自動車でいうところのオーバーホール、完全分解整備)に伴い、列車の運行を休止していました。
「走る精密機械」である蒸気機関車の検査ができる車両工場はごく一部ですが、十分な知識と経験のある方々のもとで整備を受けたことかと思います。形あるものいつかは・・・と思いながらも、少しでも長く走って、多くの人を楽しませてほしいと思っています。
私は、この列車を2回撮影したことがあります。拙いながらも、その時の写真を紹介します。(2019年に撮影したものです)
今月ようやく運転が再開されるようです。再び力強く走る姿を待ち望んでいます。O
まだまだがまんだね。
もふおです。
冬は寒いけど、ぼくは大丈夫。毛がいっぱいだからね。
だけどみんなこの時期になると、
「あ、ウールだ」とか言って、ぼくのことを狙っている目で見つめるのです。
体を洗われた後は特に・・・いやだなあ。
でもみんなは、このごろ偉い人たちから「外に出るな」とか「お店でいっしょにごはん食べちゃだめ」
とか言われて、ぼくの毛もいらないと思うので一安心もふ。
まだまだがまんだね。
希望と祈りのイルミネーション
昨年長崎にしばらく滞在しました。長崎といえば、カステラやちゃんぽん、海鮮がとても有名で、着いた早々食べすぎてしまい、体重が増えてしまいました(笑)。
食べるだけではありません。ハウステンボスまで足を延ばしました。
例年ですと多くの人でにぎわう人気観光地ですが、静かで趣がある雰囲気を楽しめたように思います。もちろん場内はこれでもかというほどの感染対策。劇場イベントが中止され、レストランの一部が閉店となっていましたが、野外イルミネーションイベント「光の王国」は、通常通り開催されていました。
このイベントも、昨年前半は中止となりましたが、後半になって力強く再開しました。
コロナ禍が長引く中で、何とか事業を維持しようとされている、関係者のたいへんなご苦労も肌で感じました。
私自身は2度目のハウステンボスですが、今回初めて出会ったこのイルミネーションは圧巻でした。世界最大1,300万球を使用ということだけに、とても綺麗で感動しました。中でも(白銀の世界)と(ブルーウェーブ)は日本にいることを忘れるくらいに幻想的でした。
感染症に打ち勝つ希望と勇気のようなものをたくさんいただきました。
最後はやはり佐世保バーガーを食べて帰りました。T
山は待っている。
雲取山は、東京都・埼玉県・山梨県にまたがる標高2,017mの山です。東京都の最高峰であり、深田久弥氏の随筆集「日本百名山」で選定された山でもあります。
山梨県丹波山村(鴨沢、三条)や埼玉県秩父市(三峰)等、3つの登山口を含め、様々なコースで登ることができますが、経験者であっても所要時間は最低6時間で途中一泊の行程が推奨されていることから、山の深さがお分かり頂けるかと思います。
植物の垂直分布帯において、ミズナラ・ブナ・クリ・カエデ等の落葉広葉樹が育ちやすい環境は、山地帯(冷温帯)と呼ばれますが、この雲取山の山頂周辺は亜高山帯(亜寒帯)と呼ばれ、シラビソやコメツガ等の針葉樹が育ちやすい環境となっています。そのため、山頂に近づくにつれて植生が変化し、高所登山の雰囲気を味わうことができます。
山頂より北側は、日の当たらない、針葉樹に覆われた原生林です。
登山者が道から外れないよう登山道にはロープが設置されており、道標も存在しますが、それらを除けば人工物が存在しない、自然のままの森林があります。
朽ちた木は苔に覆われ、倒木も通行の支障にならない限り、そのままになっています。
この光景は、まさに自然の芸術と呼ぶにふさわしいもの。何度見ても美しく、私のお気に入りでもあります。(写真は2019年に撮影したものです)
この文章を書いている時も、人間の世界は相変わらず混沌の真只中にありますが、山は静かに待ってくれていると思います。そんな山の呼び声に応えるべく、今日を生きようと思います。O
雪かきで人と人との繋がりが。
今年は年始から大雪となり、この連休で、金沢でも3年ぶりとなる60cm以上の積雪を記録しました。
朝から晩まで降り続き、仕事が終わる頃には車が雪に埋もれてしまいたいへんなことに。
連休明けの朝は、各自の勤務場所でまず駐車場の雪かきから始まりました。重い雪をひたすら運んでいく作業はたいへんだったと思いますが、みなさんお疲れさまでした。
私の家の周りは大通りから外れていて、除雪車が入ってこないため、ご近所さん総出でスコップを持って除雪いただき、ようやく車が出せる状態になりました。
雪が積もると喜ぶのは子供か犬くらいで、大人は本当にたいへん、できればあまり降らないで欲しいですが。
でも、コロナ禍で人との交流の機会が減っている今、雪かきで周りの人と協力して助け合えるのは、久しぶりに人と人との繋がりが感じられる良い機会だったと思います。H