2020.10
久しぶりの奥多摩の山小屋
この夏数か月ぶりに山を歩いてみました。
宿は、東京都と山梨県にまたがる奥多摩地域の、ある山小屋でした。標高は約1,600m、推定築80年。素泊まりの山小屋なので、食料は持参ですよ。
ちなみに、山小屋の所在地は山梨県ですが、山林の所有者は東京都水道局。大正時代、当時の東京市が水源林として一帯の山林を購入したのです。東京都水道局が建てた水源林管理用の小屋が、今も山小屋として使われています。
しかし、今年は暑かった!何度か訪れたことがあるとはいえ、久しぶりの登山であることと、容赦ない暑さで、大変疲れました。ウイルス感染予防のため、宿泊定員は半分に減っていましたが、それでも小屋泊まりの人・テント泊の人で、大賑わいでした。
夜は、小屋泊まりの人たちと土間でお酒を頂きながら、楽しいひとときを過ごしました。
翌朝、富士山を遠くに見たあと、山を降りました。
2020年は、こういう状況下でどの山小屋も、非常に苦しい経営状況におかれています。私は常連というわけではなく、たまに顔を出す程度ですが、こういう状況下で、顔なじみの方に来て頂いて嬉しかったと感謝のお言葉を頂きました。
私も顔を出すことができ、とても嬉しかったです。また遊びに行きます! O

古くて風情がある山小屋。感染症対策の間仕切りも手作りで。

遠くに富士山が見えました。